【PA】 - アカペラ用語辞典「アカペディア」

 


ぴーえー【PA】

① 「Public Address」のイニシャルを取った省略形、電気的な音響拡声装置の総称。
② ①のオペレーター。例:ぴーえー-さん【PA-さん】

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要するにライブ・イベントなんかの音響装置や、それの操作・管理をする人を指す言葉である。

英語の直訳だと「公衆伝達」。これだと音楽っぽさが微塵もないですね、ニュアンスとしては
「生声では届かないところまで電気的な拡声装置等を用いて音声を届けること」
といった所ではないかと考えられる。

言葉の意味からすればPAの役割は「原音を忠実に拡声してまんべんなく聴衆に聞かせること」であり、機械を通すことによって何かしらの色付けがされないのが理想ともいえるが、アカペラの場合は単に拡声するというよりは、例えばベースやボイパの音をよりそれらしく誇張するようにブーストしたり、リバーブ等のエフェクトを加えてグループの演奏をより良く聞かせたりする装飾的な役割を担う側面もある(アカペラ以外の音楽でもその要素はあるのかもしれないが)。

それゆえ、PAのさじ加減一つで、とても実績や実力のあるグループの演奏がそれ相応に聞こえなかったり、逆にあまり上手でないグループの演奏が実力以上に上手く聞こえたり、といった現象が起きる可能性を帯びている。聴衆の耳に届く音の最後の出口を担うPAは「もう一人の演者」といっても過言ではないくらい重要な役割であると言える。

なお、近年はこのPAを「Proffesional Audio」の省略と解釈することもあるそうな。確かにこっちのほうがソレっぽい(笑)。また類義語に「SR(Sound Reinforcement、音声増強)」もある。


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(あとがき)
普段PAをしている筆者としては無駄に自分のハードルを上げてしまった気がして胃が痛い・・・(苦笑)

筆者:bigmt0758
Twitter:@bigmt0758

2017年11月19日