堂々とした演奏が見たい話

こんにちは!
また出番が回って参りました、あさひ(@alternative_asa)です。


学年はわからない



週に1回程度のペースで、主にアマチュアのアカペラを聴きに回っています。
大学生さんのバンドを見る事が多いです。
そこでよく耳にするのが、

「●年生同期バンドですー」
「▲年生が2人、◆年生が2人、■年生が2人のバンドです!」

という学年紹介MC。
自己紹介のような感じでごく自然に紹介しているのだと思います。
それに、見に来ている大学生プレイヤーからすると
誰が同い年で後輩で先輩なのかは気になるところですよね。

ですが、学年紹介MCをきくたび思うのが、

誰が何年生でも演奏には全く関係ない

ということ。

筆者には何年生だろうが同じに見えてしまっています。

(なので、誰が何年生なのか全然覚えられない。ゴメンナサイ。)


しかも、
残念ながらあまり音楽的センスや知識のない筆者ですので、
音程云々、リズム云々、コード云々、アレンジ云々、等々、
聞き分けられないし、わかりません。

が、直感的に「うまい!」と思う時があります。
トリハダがたって、胸が熱くなって、感激する時があります。

※筆者が使用する「うまい」は
音楽的センスや知識からくるものではなく、
かなり感覚的な意味合いです。
(「たまらん!」「シビれる!」「見てて気持ちいい!」と直感的に思う感じ)


この「うまい!」はどこからきているのか考えてみました。

 

 


ライブは1回きりだから



ズバリ、
「うまい!」と感じるのは
堂々と歌っている演奏を見た時です。

アマチュアアカペラなので
そもそもプロのような演奏を求めているわけでは全くないのですが、
モジモジしていたり、
下を向いていたり、
自信なさげだったりすると、
見てるこっちが恥ずかしいわ!!となってしまいます。

とにかく、
雑かもしれませんが、
堂々としてたらうまいと感じる事が多いです。

いや、本当は、
緻密なアレンジがされているのです、きっと。
きっと、個人個人がバランスを考えて歌っていて美しいハーモニーになっているのです。
おそらくそれが“音楽的な「うまい」”なのだと思いますが、
やはりそういうバンドは堂々と歌っている気がします。

ライブは、その日・その時・その1回しかない。
誰が何年生だろうが、何回目のステージだろうが、1回きりです。
たとえ練習不足だとしても、
初心者だとしても、
緊張していても、
レベルがまだまだでも、
その1回きりにかけて来ているので、
堂々と歌っているステージが見たい。(願望)

 


最近のイチオシ



最後に、最近見た中で、
筆者が特に感銘を受けたバンドさんをご紹介させていただければと思います。
愛知教育大学アカペラサークルPremier所属の
劇団モグラノウタタネ

@gekidan_mogura

さんです。


ミュージカルの曲を歌っているバンドなのですが、
わずか10分程度の持ち時間でも素敵なミュージカル空間を作り上げます。
ステージに入場してきたその瞬間から会場の空気がガラッと変わります。

歌はもちろん、
台詞等の演技、
入退場や礼の仕方、
などなど、
細部に至るまでとにかく堂々としている。
見ていてめちゃくちゃ気持ちが良いです!!!!!!

今年の1月に初めて彼らを見て、
その後何回か見る機会があったのですが
見る度に完成度が増している気がし、
先月行われたアカペラスピリッツ北陸・東海ブロック最終予選では
見事優勝まで果たしました。祝!!!

先述したように、本当は、
ミュージカル曲をアカペラにするための緻密なアレンジがされているのです、きっと。
たくさん練習して、試行錯誤して、美しいハーモニーを奏でているんです、きっと。

堂々と気持ちよく歌っているからこそ、
音楽的センス・知識のない筆者の心にもガンガン響くんだと思ってます。

何年生だろうが、社会人だろうが、邦楽だろうが、洋楽だろうが、
初心者だろうが、苦手な曲だろうが、不安があろうが、
プレイヤーからしてもリスナーからしてもたった1回きりのライブ。
堂々とステージに立って、照明を浴びて、力いっぱい歌ってくれたら嬉しいです。
これだからライブはやめられない。

執筆者:あさひ
Twitter:@alternative_asa

2017年10月29日