思考をやめれば、人間としての価値は下がる一方

人間は様々なことについて、自動的に思考停止にしてしまいます。

しかし、これは当たり前なのです。

例えば、自動ドアを考えてみます。
現代の日本において、自動ドアを見て、

「今日は本当に開くのか!?」

と自動ドアの開閉能力を疑う人はいません。

これと同じことが、日常のいたるところで発生しています。

しかし、脳は筋肉と同じく、鍛えていないとどんどん機能が低下します。

脳の力が落ちているとどうなるのでしょうか?

 



思考力が低下すると起こる問題



例えば以下のようなことが起こりうるでしょう。

いつも同じ練習する
なんとなく、通ったら次の曲へ
 →なかなか上手にならない

先輩バンドの真似ばかりする
講師さんにアドバイスばかり求める
 →個性に乏しいグループになる

思考が停止していると、先輩の真似や講師さんにアドバイスを求めることも、結果として悪になりかねません。

ただ、急に「思考せよ」と言われても難しいと思います。

思考深めるためのフレームワークをご紹介します。



ツール(思考のフレームワーク)を使う



繰り返しになりますが、脳は筋肉と同じく、鍛えていないとどんどん機能が低下します。

しかし、日常から鍛えることは可能です。
その鍛え方ですが、ダンベルと同じく、鍛えるときにツールを使うと鍛えやすいです。

そのツールを2つご紹介します。

1.なぜなぜ5回

これは、もともとトヨタのQC活動に使われている方法です。
スタートはなんでも結構です。一つの事象をとらえます。
問題が起きた理由について、「なぜ」を5回繰り返すと本当の理由にたどり着く、というものです。

例)演奏がうまくいかなかった

スタート:演奏がうまくいかなかった

なぜ1:練習が足りなかった
 ↓
なぜ2:メンバーの練習日程が合わなかった
 ↓
なぜ3:メンバーそれぞれのバンド練習の優先順位が低かった
 ↓
なぜ4:バンド活動の価値をメンバー全体で共有していなかった
 ↓
なぜ5:バンド活動の価値を考えたことがなかった。


2.ロジックツリー

ロジックツリーという考え方があります。

1.問題を細かく分解します。
2.細かい問題ごとに、できているかできていないのかを判断し、優先順位をつけます。
3.修正すべき問題からとりかかります。

例)演奏がうまくいかなかった



今回は、二つのツールを「演奏がうまくいかなかった」という事象にあてはめてご紹介しました。

思考のトレーニングはいろんなことを当てはめることができます。

「なぜ、東京は人口が多いのか」
「なぜ、広島カープは今年強いのか」 などなど


人間は「思考力」を得て、食物連鎖のトップに君臨できました。

この「思考力」を捨ててしまえば、途端に「弱肉」へ変わります。

同じ人間でも、時給800円の人もいれば、時給100万円以上の人もいるのは、「思考力」の差が大きな要因です。


人生は無限ではありません。

思考能力を鍛えて、成長スピードを上げることも重要です。

皆様の、貴重なアカペラ活動が、より有意義になることを願っております。

 


2016年09月04日